「みかん」と「オレンジ」の違いを解説!

「みかん」を英語で言ったら何でしょう?

思わず「オレンジ」と言いたくなりませんか。

 

「似て非なり」という言葉がありますが、みかんとオレンジは違うものです。

まずはみかんとオレンジについて記し、最後にその違いをまとめました。

早速解説して行きます。

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みかんとは

日本で「みかん」と言えば、多くの場合「温州みかん」のことを指します。

「温州」はご存知の通り中国の地名です。

今から400年ほど前に中国の温州から鹿児島に伝えられたのが、温州みかんの始まりと言われています。

その温州みかんも多種多様な品種があります。

代表的なのは、「極早生」や「早生」、「中生」「晩生」など。

 

ただ、商用で売られる際に他のミカンと差別化したいという意図から、品種ではなく様々な名前で呼ばれています。

例えば、長崎県の「味っ子」「出島の華」や、愛媛県の「味ピカ」などです。

 

全国での温州みかんの取れ高は以下のようになります。

和歌山県が約21%、愛媛県が約16%、静岡県が約13%。

この3県だけで全国の温州みかんの50%を生産していることになります。

 

ちなみに、小さいみかんを見たことってありませんか?

あれは「紀州みかん」と呼ばれるものです。

これは温州みかんではありません。

中国から熊本に伝わったものが、和歌山県に伝わったのが始まりと言われています。

 

オレンジとは

一般的に、スーパーなどで見かけるオレンジは、「バレンシアオレンジ」と呼ばれるものがほとんどです

 

「バレンシア」というと、今でもオレンジの産地で有名なスペインのバレンシア州があります。

ただ、原産地はスペインではなく、アメリカのカリフォルニア州のサンタアナです。

そして明治時代に輸入されたのが、日本とオレンジの出会いの始まりと言われています。

 

日本においては、オレンジの86%が和歌山県で生産されています(2位は神奈川県)。

 

みかんとオレンジの違い

見た目も味も比較的似ていても、違う食べ物。

英語表記と日本語表記では、どう違うのか。

 

オレンジは英語でもそのまま「orange」となり、オレンジと呼びます。

では、みかんを英語で表記するとどうなるかというと、産地によって呼び方が変わってきます。

中国原産のみかんはmandarinで、マンダリンと呼びます。

北米や南アフリカ産のみかんはtangerineで、タンジェリンと呼びます。

 

みかんは中国浙江省の温州を原産地としますが(日本という説もあり)、オレンジはアメリカが原産地です。

この違いも大きいと言えます。

 

総じて言えることは2点です。

・みかんの方が歴史が古い

・オレンジもみかんも、どこが原産地でなぜどのようにして作られたかは完全には解明されていない

ということです。

歴史のロマンとも言えますが、姿形や味まで似ている2つの果物。

先祖を辿ればどこかで繋がっているのかもしれませんね。

 

余談ですが、鷹と鷲は名前は違いますが、学術的に明確な違いの基準は特にありません。

小さいものを鷹、大きいものを鷲と呼んでいるのです。

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