【ひな祭りの雑学】白酒と甘酒の違いとは

ひな祭りに出てくるものと言ったら、「ひなあられ」「ちらし寿司」して「白酒」。

特に、白酒はひな祭りの時にしか出てこないので、意外と知れないことが多いです。

何が違うのでしょうか。

このページで全てお知らせします。

 

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白酒と甘酒の違い

それぞれが何なのかから確認しておきましょう。

白酒(しろざけ)とは

白酒とは、簡単にいうと「リキュール酒」です。

白く濁ったアルコール飲料です。

白酒と甘酒の違い

蒸したもち米に、それと同量以上の「みりん」を加えてかき混ぜて作ります。

もしくは、蒸したもち米に焼酎と米麹を加えたものを、数週間保管の後、臼で引いたもの。

最近では、フードプロセッサーを使うこともある。

ペースト状になるまで細かくします。

 

アルコール分は約9%もあります。

ちなみに、糖質は約45%含まれています。

 

ひな祭りの時に飲まれます。

白酒の用途

 

中国の蒸留酒「白酒(パオチュウ)」は同じ字ですが、全くの別物です。

 

甘酒(あまざけ)とは

甘酒は、簡単に言うと「甘いお粥」です。

甘粥(あまがゆ)とも呼ばれる。

飲む点滴と言われるくらい、栄養満点だと言います。

甘酒と白酒の違い

日本の伝統的な甘味飲料の一種で、見た目はどぶろくに似て混濁しています。

材料は、主に米こうじと米、もしくは、酒粕。

粒々が残っています。

  甘酒の賞味期限・消費期限・日持ちについて

 

アルコール分は1%未満。

全く入っていないものもあります。

ソフトドリンクと言う扱いです。

 

酒粕を使っているので、「酒」と言う字が入っているけれど、アルコールではないのです。

初詣の時に温めて振舞われます。

初詣の時に甘酒

 

「白酒」と「甘酒」は、材料がお米と言うことで、共通する部分もあるけれど、白酒はアルコールで、甘酒はソフトドリンクです。

 

白酒と甘酒の比較表

比較を表で見てみます。

種類 白酒 甘酒
イベント ひな祭り 初詣
アルコール分 9% 1%未満
原材料の米 もちごめ 白米
原材料

もち米、みりん

もしくは、

もちごめ、焼酎、米こうじ

米こうじ、米

もしくは、

酒粕

白色 白色
米の状態 ペースト状 粒々あり
起源 室町時代 古墳時代

 

よく似ていると思われていた、白酒と甘酒。

比較してみると、色が白いこと以外、共通点がほとんどありません。

 

白酒の起源

白酒の製法のベースは、福岡の練酒(ねりざけ)と言われています。

練酒は、古代酒の製法の原型をもっともとどめているお酒と言われています。

 

文献にある記述として、室町時代に以下の物がある。

1466年(寛正7年):『蔭涼軒目録』に「筑前博多の練緯酒(ねりぬきざけ)」が出る

1468年(応仁2年):『碧山目録』に「豊後の練貫酒(ねりぬきざけ)」が出る

当時、京都で人気だったようで、西のお土産として人気だったようです。

 

甘酒の起源

年号不明:『日本書紀』に「天甜酒(あまのたむざけ)」がでる。

天甜酒とは、甘酒の起源とされています。

「一夜酒(ひとよざけ)」とか、「醴酒(こさけ」、「こざけ(「濃い酒」の意味))」、とも呼ばれていました。

 

江戸時代は、夏に冷やして飲むものでした。

栄養が豊富で、夏バテ防止の意味もあって、夏の風物詩でした。

俳句では夏の季語になったほどです。

 

まとめ

白酒と甘酒、どちらも白い飲料ですが、白酒はお酒。

甘酒はソフトドリンク。

 

起源も全然違うし、時代も違いました。

甘酒は、古墳時代からあると言う大変歴史のある飲み物だと言うことです。

夏場に冷やして飲むと夏バテ防止と言うことなので、高くなったウナギの代わりにしてみてはいかがでしょうか。

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