プラスねじとマイナスねじの違い

今日ではあらゆる用途に使われている「ねじ」には「+ねじ」「-ねじ」があります。

「+ねじ」はプラスドライバーでもマイナスドライバーでも回せます。

それに対し「-ねじ」はマイナスドライバーでないと回せません。

それならばなぜ「-ねじ」は未だに使われているのでしょうか。

ここでは「+ねじ」と「-ねじ」の違いについておしらせします。

+ねじは強くて頑丈

「+ねじ」はねじ穴が「-ねじ」より広く、強く締めこむことができます。

さらに、ねじ山がつぶれにくいというメリットもあります。

また、「-ねじ」より位置の調整がしやすいということから電動ドライバーや自動機械に向いています。

この利点から、現在全国に流通しているねじの9割が「+ねじ」なのです。

 

-ねじの利点

-ねじの利点はねじ頭に溝が少ないということです。

これにより、溝にゴミがたまったり、水が入り込んで錆びたりするということがありません。

そのため、「-ねじ」は外などの汚れがたまりやすい場所や水垢汚れが起こる可能性のある場所で使われます。

ドライバーが縦に入らず、ネジを回せない時にコインで回せるように使われる例もあります。

その他にも軍用小火器は、「フィールドストリッピング(野戦分解,普通分解)」は、
特殊な工具を必要とせずに出来ることが重要になってくるため「-ねじ」が使われます。

-ねじの現状

現在では全体的に見て「-ねじ」の生産量は減ってきています。

「+ねじ」の場合ねじ山をプレス加工で一気に作ることができるのに対し、「-ねじ」はいちいち削り出して製造されます。

そのため製造コストや生産効率が「+ねじ」に比べてかさんでしまうのです。

まとめ

「+ねじ」と「-ねじ」は「使う場所が汚れやすいかどうか」で使い分けられます。

現在では工具を使った締める時にズレの少ない「+ねじ」の方が、作業性が高く大きなトルクにも対応できるため、「-ねじ」は減少しています。

スポンサーリンク