テレビでスポーツを見て気づくことはありませんが、各スポーツ界にはルールブックがあり、不可解なルールが存在します。
早速見ていきましょう。
球技系
サッカー
・サッカーの主審は、自分自身にレッドカードを出すことができる
レッドカードですから一発退場です。
過去に2度、それで審判が自分でレッドカードを出して退場しています。
そのうち1試合は審判の代わりがいないために没収試合になっています。
・「審判への抗議はNG」
してもいいのは審判への「質問」だけです。
質問と抗議の境目は審判の主観によります。
また、イエローカードやレッドカードはコートに出ている選手のみならず、ベンチにいる選手にも出すことができます。
審判への悪態をついたベンチの選手にレッドカードが出されたこともあります。
野球
・「打順を間違っても、ばれなければOK」
仮に審判が気づいていたとしても、敵チームが気づかなければ正式に認められます。
最初の1球目を投げる前までに指摘がない場合はルール上認められてしまいます。
双子のバッターがいるチームは、場合によっては有利かもしれませんね。
ビーチバレー
・「女子選手のビキニショーツの(横)幅は7センチ以下」
何を意識してのことなのかわかりませんが、ルールによって露出度が高くなってしまうようです。
ラグビー
・「同点のまま試合が終わった際、トライ数の多いチームが勝ちとなる」
ラグビーで延長戦はありませんから、妥当にも見えます。
ところが、トライ数も同じだった場合は、試合後の会議での抽選で勝敗が決まるという、なんとも味気ない終わり方をします。
歴史の長いスポーツですが、ルール自体も古いものを引きずっている印象が否めません。
他のスポーツ
フィギュアスケート
・氷の上に寝そべる
・座る
・バック転
・宙返り
・側転
これら全て禁止事項です。
また男子選手のノースリーブも禁止です。
演技中に衣装の付着物が落ちるのも減点です。
激しい動きで落ちることもあるでしょうから注意が必要です。
レスリング
・「試合前には必ず白いハンカチを胸にしまって携帯しておかなければいけない」
これは怪我をした時の緊急の処置のためですが、使うことはほぼありません。
相撲
・「まわしが取れたら負け」です。
前褌(まえみつ)が外れた力士は“不浄負け”となります。
過去に2度実現しています。
中にはツッコミどころ満載のスポーツもありますが、時代とともに最適化していってほしいですね。