有名企業の社名の由来とは
世の中にある大企業の会社名、実は作られるまでの由来がきちんとあるのです。
今回はその中でも面白いものが見つかったので、早速見ていきましょう。
世界の有名企業の由来
言わずと知れたネット界最大のエリート集団。
検索エンジンの生みの親ですね(今ではヤフーもGoogleの検索エンジンを使っていると認めています)。
そのGoogleは、10の100乗を意味する「googol(グーゴル)」という言葉にする予定だったそうです。
ところが、それをドメイン登録した際に「google.com」と綴りを間違えてしまい、そのまま会社名にも使っているのだそうです。
・Amazon
創業メンバーの1人が、わかりやすい「A」 から始まる名前を辞書で調べていたら「Amazon」という言葉を発見。
会社のイメージにピッタリだったことから採用されたとのことです。
なお、ロゴの「aからzに伸びる、笑った口元のような矢印」は、全ての商品が揃っていることと、お客様の笑顔の意味が込められています。
ちなみに、日本のロックバンドのB’zにもAmazonと似た由来があります。
ギターの松本孝弘さんがつけたそうなのですが、アルファベットの最初(に限りなく近い)のBと、最後のZを足してB’zにしたそうです。
これは全てのバンドを頂点に立つ、といった含意であるとのこと。
日本の有名企業の由来
次に、日本の有名企業を見てみます。
・キャノン
日本でも屈指の、もはや世界的メーカーでもあるキャノン。
これは、初代の御手洗さんが観音様の信仰に篤く、「かんのん」をかっこよく文字って「キャノン」にしたという逸話が残っています。
・任天堂
三代目の社長となる山内溥氏が、「人生一寸先が闇、運は天に任せ、与えられた仕事に全力で取り組む」とし、それを会社名にしたとのことです。
中国古典の書物に影響を受けた企業
・バンダイ
兵法書「六韜」の中の「永久に変わらない」という意味を持つ言葉「萬代不易(ばんだいふえき)」に由来します。
・資生堂
「易経」の一節の「至哉坤元 萬物資生」に由来。
・三省堂書店
「論語」の中の「吾日三省吾身」(われ日に三度わが身をかえりみる)に由来します。
社名の由来の特徴
こうやっていろんな企業の社名のエピソードを見ると、ゲンを担ぐものだったり、戒めだったり、イメージだったり、様々な思いがこもっていることがわかりますね。
東京の麺屋さんで、ボン・ジョビに似た名前で「ジョンノビ」という店があります。
なんとも麺が伸びそうな名前ですが、それだけで話題にもなります。
名前は大事ですね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません